ルール

～海にもたくさんのルールが存在します～

　ルール１　（ライディング中）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ライディング中のルールをいくつか紹介します。

専門用語もバンバンでてきますし、言葉だけではわかりづらいかもしれませんね。でも、ガンバって！　　　　　　　　　　　　　　

①【スタボー艇優先】ライディング中、右サイドから風が吹いてると考えてください。右手がマスト手のことをスタボーサイド

といいます。そのスタボーサイドがポートサイド（左手がマスト手）より優先されます。ぶつかりそうになったら、優先権を主張して「スタボー！」って叫んでいいですよ。（強風ではそれどころではありませんが…）

②【風下艇優先】たとえば２人、スタボーで並走していたとします。その時、風上側は風下側の走行を妨げてはいけません。抜きたかったら後方から風下へ下り、スピードをつけて抜きましょう！　　　　　　　　　　　　　　　　　　

③【先行艇優先】先行しているサーファーに追いついたら、後方艇が先行艇をよけなければいけません。間違っても、

オカマしちゃいけません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

④【ゲティングアウト艇優先】岸付近では、①で説明したスタボー艇優先が無視され、どちらのサイドであろうとも岸からアウトへ出て行く艇が優先されます。特に、波のあるところでは注意してください。アウトから波に乗ろうとしている人はジャマをしてはいけません。また、アウトに向かいジャンプをする際、波の谷間に注意をしなければいけません。誰かがそこで沈しているかも。その上に落ちたら・・・なんて考えただけでもゾッとします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さて、言葉だけではわかりづらいと思いますので、こちらのウインドサーフィン入門を参考にしてみて下さい。図解入りで説明されていますのでわかりやすいですよ！

　ルール２　（ウィンド禁止場所、法規等）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

残念ですが、ウィンドができないところがあります。注意しましょう。　　　　　　　　　　　　　　

【海水浴場】一部許可されてる区域もあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【定置網のあるところ】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【操業中の漁船付近】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【大型船の航路】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【湾内及び出入口】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

海上の法規で、運動能力の高いものが低いものを避けなければならないとあります。

ジェットスキーやモーターボートはウィンドサーフィンより運動能力が高いとされますので、ウィンド側が優先されます。　　　　　　　　　　　　　　　

海、湖ともに漁などでそこを生活の糧とされている方がいらっしゃいます。

その付近でウィンドをする場合、最悪のことを考えて保険に加入することをおすすめします。

苦情を言われて出廷禁止になる前に、統括している漁協長と話し合い、保険に加入し、安全にウィンドする旨を伝え、

許可を取ることが望ましいでしょう。

　ルール３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

タバコのポイ捨てはしない。ゴミは持ち帰る。人の迷惑になることはしない。

これらのことはあたりまえのことですが、守れない大人が多すぎます。

海は人間だけのものではないのです。次の世代ために美しく残すように心がけましょう。

　ルール４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

人の迷惑になることはしないにあてはまるのですが、今の自分より上のレベルをめざしチャレンジすることは悪いことではありません。しかし、無謀であったりしてはいけません。レスキューがしっかりしてるなど、身内レベルでなんとかできるのであればよいのですが、海上保安庁などに依頼するほどになると、後でたっぷりお灸をすえられることになりますので、十分注意してウィンドしてください。